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2009年5月15日 (金)

印象

新聞記事から、、、

某新聞のコラムにあった話。

同じ字ですが、、、

「主(あるじ)」と「主(ぬし)」

全く以て、印象が違いますね。

「主(あるじ)」
(1)一家の長。家や店などの長。主人。
(2)一国の長。主君。
  「一国一城の―」
(3)客を招いた人。また、主人として客をもてなすこと。あるじもうけ。
⇔客

「主(ぬし)」
(1)一家の主人。あるじ。
  「世帯―」
(2)所有者。
  「持ち―」
(3)動作、または動作の結果生じた事柄の主体。また、その当人。
  「落とし―」
  「拾い―」
  「声の―」
(4)山・沼・森などに古くから住み、あたりを支配していると考えられている大きな動物。また、一つの職場・場所などに古くからいる人をたとえていう。
  「森の―」
(5)亭主。おっと。
  「―ある身に、此やうな無作法は覚悟なうてはならぬはず/浄瑠璃・卯月の紅葉(中)」
(6)ある土地や集団・社会などを支配し、つかさどる人。
  「時頼朝臣の子、時宗といふぞ相模守、世の中はからふ―なりける/増鏡(草枕)」
(7)自分の仕える人。主人。
  「我(あ)が―のみ魂賜ひて春さらば奈良の都に召上(さ)げたまはね/万葉 882」
(8)(「…のぬし」の形で)人名などの下に付けて、敬称として用いる。
  「仲麻呂の―/土左」

調べてみると、意味に大きな違いは無いのですけどね、、、

そのコラムには、「主(あるじ)」はオモテのカオ、「主(ぬし)」はウラのカオ、とあり、一夜にして字は違わぬも全く反対の立場になったある人のことを“ヌシ”と喩えてました。

本来の意味にはそんなニュアンスもないのだけれど、確かにそんな気がする。

「主」という漢字は“蝋燭”を表していて、“王”の上の“ヽ”は炎を示しているのだそうです。つまり、光と闇を司る、という意味を内包しているということです。

結局、オモテとウラ、まさに“表裏一体”、ということ、かな???

ま、“ヌシ”が“ヌシ”のまま、暗闇から差し込む幾筋かの光で惑わし続けるのか、新しい“主(あるじ)”が道筋を大きく照らすことができるのか?

いろいろなコトが見えてくるでしょうから、興味深いところです。

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