« 完全 | トップページ | 書体 »

2008年3月 4日 (火)

理由

せっかくなので…

珍しく“誤って”政治のことなんか取り上げたついでにもう少し思っていることなんかを…

政府・国会が官僚を御すことが出来ない最大の理由、それは政府・国会がシンクタンクを持たないからではないでしょうか?

現在の(今までのと言ってもいいかも知れません)政府・国会は、立法作業を行うための情報を行政側、つまり官僚から得ています。それらを叩き台にして様々な法案を決めていくわけです。内容はもちろん吟味されるのでしょうが、前提となる情報が正しいかどうかに関してはあまり議論されません。そこが「隙」になっているのです。その隙を突いた情報操作によって、様々な利権が生まれ、そこに群がる人たちがそこに群がる人たちだけのために“大いなる無駄”をその他大勢に背負わせる構図が生み出されてしまったのでしょう。

道路公団民営化の時や、現在では参議院宿舎問題で色々な問題を提起している現都副知事は、このような前提条件となる情報を徹底的に洗い直すことで不正を追求(詳しくはコチラを参照下さい)してきました。でもこれこそ政府・国会がしなければいけないことなのではないですかね?

国会のシンクタンク機能は国会図書館が担っていますが、いかんせん人手不足のようです。実際に人手不足を認識している政治家もいるようですが。でも、人員補充などの話は聞きませんね。で、結局は官僚に騙されてしまう。これでは「三権分立」にならなくないですか?

かつての首相経験者は与党がシンクタンクを持たないことについて、その理由を「官僚という優秀なシンクタンクがあるから必要がない」と言ったそうです。高度経済成長を続けてきた時代はそれでも良かったのでしょう。しかし、今のような世の中をあのような肥大化した組織主導で渡っていけるでしょうか?

現実に、野党であれば必ずこの問題は追及・反対する側であろう某与党の国交相の答弁の面妖なること如何ばかりでしょう。自分の言葉で話していないから突っ込み所満載です。先に「やる」と決めてからあとで「何を」やるか考える、なんてことを審議してどうなさいます?ww

そもそも、シンクタンクどうのこうの前に、行政側から提出された提案の内容を、自身の目で本当にそうなるのか、本当に必要なのか、考えて判断するのが政治でなくてはならないと思いますが、どうなんでしょうか?

ある作家が主宰するメールマガジンにこんな内容がありました。

その作家、ある滞在先では近くの専門店まで新鮮なイカの刺身をよく食べに行くそうです。その専門店までは車で約20分の距離ですが、驚くべきことに一般道の他に有料のバイパスが通っています。そのバイパス道を使う地元の人はほとんどいませんが、バイパスの出入り口には非常に立派な事務所が2棟も建っています。誰もこの道路は使っていませんね、と運転手に言うと、ここを
通るのはイカ刺し専門店に行く作家さんだけじゃないでしょうか、と言われたそうです。

地方では、「地域振興のために道路は必要=道路特定財源は必要」と刷り込まれてしまっているみたいですが、地域振興策がないのに道路作っても何も振興されないでしょう。必要な道路は一般財源で造れば良いだけなんですけどね。論理の破綻を誰も指摘しないのですねぇ…

最後にメールマガジンからもう一度引用。

「国破れて道路あり」、財政に余裕もないのになぜか道路だけを熱心に作り続けてゆっくりと衰退・没落していった奇妙な国として日本は歴史に残るだろう

ある土建業者のコメントだそうです。あ~、ヤダヤダ。。。

|

« 完全 | トップページ | 書体 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 完全 | トップページ | 書体 »