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2007年11月27日 (火)

伝説

まさに伝説の大投手でした。

先日亡くなられてしまいましたね。記録だけでなく、逸話も多い、記憶に残る選手ではなかったかと思います。故郷の球場に記念館を建て、まさに『錦』を飾った直後なだけに残念です。ご冥福をお祈りいたします。

その逸話などはこちらに譲るとして、記録の話です。

通算勝利数最多は例のあのお方で、その記録は400勝ですが、実は298敗しています。シーズン20敗以上を6度もしているのです。所属していたチームが弱かったのがその理由ですが、そんな中で14年連続20勝以上というのは破格の記録と言えます。歴代2位の350勝を挙げた投手も18年連続二桁勝利という驚異的な記録の持ち主ですが、やはり入団した球団が弱かった時代が長く、これも歴代2位の285敗しています。歴代3位の320勝投手はその約半数を所属球団がBクラスの時代に、歴代4位の投手は通算317勝、うち288勝は先発勝利という歴代1位の記録を持ちますが、やはりその多くを長いBクラスの時代に記録しています。他にも、歴代9位の254勝投手は255敗と、勝利数を上回る敗戦を、歴代10位の251勝投手は5度のシーズン最多敗、247敗を記録しています。

確固たるデータや分析ではなく、あくまで印象ではあるのですが、実は通算勝利数の多い投手は弱小球団に所属しているケースが多く、あれだけの勝利数を挙げながらリーグ優勝、日本シリーズ優勝などをあまり経験していない、ということです。登板回数の多さもあるのですが、敗戦の数はそれを物語っているのではないかと思います。

その記録の達成には、天性の才や類い希なる強靱な肉体だけでなく、その反骨心やハングリー精神も大きく影響していたと言えるのではないですかね?

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コメント

コメントどうも。

西鉄の武勇伝は書籍等で仕入れたものですので、凄かったのだろうなということしかわかりません。稲尾、池永、見てみたかった選手です。

名球会系の解説は何言ってんだかわかんない(それはそれで面白いとも言えるが…)ケースが多いので、貴重な人材を失った感が強いです。ご冥福をお祈りしております。

投稿: 梅安 | 2007年12月 9日 (日) 01時27分

西鉄時代を知る世代ではないんですが、晩年は福岡で
解説者を勤められており、好々爺とした解説に亡くなられた
杉浦忠さん的な所を感じていたものでした。

今年前半、実家から『野球の帰りローソン行ったら稲尾が
出てきた』ということも聞いておりより親近感がわいていた
ところなんですが、…大変残念です。

投稿: kajin | 2007年12月 3日 (月) 22時41分

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